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2006年11月09日
「わしズム」秋号
雑誌「わしズム」(小学館)の特集「真の不安偽りの不安」の中で、”時代の空気を写し出す「不安な写真」”と題した小特集が組まれています。取り上げられている写真家は中野正貴さん、中里和人さん、内野雅文君、小林伸一郎さん、平賀勝さん、北野で、伴田良輔氏が書いておられます。
投稿者 Ken Kitano : 19:08
写真の現在 3 国立近代美術館
企画展「写真の現在 3」展 〜臨界をめぐる6つの試論〜
参加作家/伊奈英次、小野規、浅田暢夫、鈴木崇、向後兼一、北野謙(順不同)
午前10 時から午後5 時まで 金曜日は午後8 時まで(入館は閉館30 分前まで) 休館日:月曜日
会場:東京国立近代美術館ギャラリー4(2 階)
アクセス:東京メトロ東西線竹橋駅1b出口徒歩3 分〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3−1
無料観覧日11 月3 日(金・祝)、5 日(日)、12 月3 日(日)お問合せ03-5777-8600 (ハローダイヤル)
http://www.momat.go.jp
以下プレスリリースより・・・
写真にとって、ことなる領域が接しあう境界面は、つねに重要なテーマとなってきました。公[パブリック]と私[プライベート]のはざま、都市の中心とその周縁のあいだ、あるいは写真という表現手段それ自体の輪郭……
その境界を越えようとするならば、大きな力が作用して、ものごとの性質はがらっと変わってしまうことでしょう。
ですがそのような「臨界」に接してこそ、私たちは、世界の成り立ちの根源へと目を開くことができるのです。今回この展覧会で紹介するのは、私たちの身の回りに存在しているさまざまなレベルの境界面に立ち、あらたな世界の輪郭を描きだそうとしている6人の写真家たちです。なにかが溶け出し、また別のなにかが像を結ぼうとしている「臨界」をめぐって格闘するかれらの仕事を通じて、きっと、写真の現在が見えてくることでしょう。
(北野は「our face」シリーズから、フルアナログプリントを中心に構成する予定です。)
投稿者 Ken Kitano : 19:03