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2003年12月27日
11月27日 ペリー荻野さんを囲んで築地「うまいもんや」
夕方SPA!編集部Sさんと次回企画について話す。Sさんは個人的にもour faceのことを応援して下さって感謝。こうゆう仕事はひとりでやっていると時々心細くなるので、励ましの声を掛けてもらうとホントにありがたい。その足で築地へ直行「ペリー荻野さんを囲む会」へ。先日の我が家での大泡盛会で欠席だったペリーさんを知る編集者、ライター各氏で不在の「ペリーさん話」に花を咲き、今回マガジンハウスのMさんの発案でご本人を囲んで飲むことに。参加者はMさん他ライターOさん、Sさん、演劇の制作をしているNさん、Luci編集部のOさんと私。ホッピーでハッピー党のSさんは急遽取材が入り来れなくなった。マツケンサンバの話からモンゴルのだめんず話、時代劇デビューした舞の海の話など閉店まで盛り上がる。お酒も料理もよかった。表面カリカリで中はレア気味のニシンの塩焼き。次に大きめの殼付き生ガキ。仕上げはつみれ鍋と魚づくし。 毎度ながらMさんのうまい店を探す嗅覚に感服。
投稿者 Ken Kitano : 22:08
2003年12月25日
12月25日 チキン丸ごと落ち葉焚き焼
全世界的にクリスマスの今日、我が家にもやはりクリスマスはやって来たのだった。
いつもより早く6時頃に飛び起きた娘は枕元のプレゼントに小躍り。私のように仏教に親しみを感じ、あまたの土地土地の神々や精霊の寛容さに親しみを感じる多神教の精神を持つ者にも商業的ではあるけれどクリスマスは素敵なイベントに思える。子供ができてからは特に。サンタクロースは年に一度決まった時期に訪れるいわば来訪神のようなもの。(来訪神とは異界や黄泉の国から特定の日に来る使者の神で、これとは別に降臨するタイプの神がいる。)もともとはキリストが広がる過程で北欧のケルトの神々を吸収したもので、尖った木に降りたり、煙突があったり赤い服を着ているのはかまどの神様であったから(赤い服に関しては セント二クラウスの服が赤かったとかコカコーラのCMで広まったという説もある)というごく我々の日本的、アジア的文化と近い構造をもった神様というか精霊だというのも親しみが涌く。何より家族でその日というかサンタが来るのを「迎える」というかんじがいい。ただし大人から子供へのプレゼントの「純粋贈与」という仕組みにはやはりモノに添える「言葉」が必要だとしみじみ思う。
昼間は家の外の掃除をしつつ、午後から夕飯の準備。今日の日のために駅前の肉屋で丸ごとの鶏を2羽注文していたのだ。一羽は土鍋にいれて水ににんじんやタマネギ、じゃがいもセロリなどをいれてストーブの上でコトコトポトフ。もう一羽は大量にある落ち葉を集めて焼くことに。お腹に生姜を詰めて塩コショウとハーブを振ってヨーグルトにつける。それをアルミホイルでぐるぐるにまいて落ち葉焚きのなかにドボン。掃除と料理の大雑把な一石二鳥方式に挑戦。奥さんは屋根の上と雨どい掃除。私は家の回りの掃除をしながら時々集まった落ち葉を火にくべながら1時間半。ドキドキしながら熾き火のなかから鶏を出す。夜、ワインとジュースで乾杯してアルミホイルから鶏をだす。いい焼け具合。焦げもなく中まで火が通って柔らかい丸焼きになっていて大成功。ポトフもスプーンをいれるとホロリと肉がはがれる柔らかさとスープは美味だった。
落ち葉焚きという雑木林の恵み(?)に感謝しつつ肉を頬張る我が家の面々であった。
投稿者 Ken Kitano : 22:06
2003年12月21日
12月某日 ”お疲れ様です!”現象
雑誌の編集者は年末進行でみなさん大変なようだ。普段だとめったにない朝9時頃に疲れた声で電話がかかってきたりする。朝も夜ないようだ。最近気になるのが、電話をとったときに時間帯に関係なく「お疲れさまです!」と言う挨拶だ。この、疲れてなくてもとりあえず「お疲れさまです!」は出版業界(だけでもないかもしれないが)で若い人を中心に一般化しつつある。夕方の、「今日も一日が終わる」というささやかな喜びを人々が共有し始めるような時間帯にもう一踏ん張りという時、「お疲れさまです!」は実にしっくりくる。「ハイ、ありがとう頑張ります!」という気分になる。しかし朝早くに(向こうは徹夜明けかも知れないけど)こちらは睡眠をたっぷりとってむしろ意気揚々としている時に「お疲れさまです」といわれるのは何か抵抗を感じてしまう。芸能界みたいに時間帯に関係なく「おはようございます」のほうが、これから一緒に新しいことを始めよう!という感じで新鮮でいい。午前中から「お疲れさまです」と言われると疲れていなくてもなんとなくこちらも「お疲れさまです」と返してしまう。そうするとなんとなく「あぁ、ホントに今日もオツカレサマだよな」という気になってくるし、場合によってはさらに「なんだか早くビール飲んで寝てしまいたいナ」というロウな気になってくる。
対策としては忙しい時、疲れている時ほど明るく「お早うございます!」、「コンニチハ」などを相手よりも先にいうことだろうか。でも相手が疲れている感じがしたとき
投稿者 Ken Kitano : 22:07