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2004年10月14日
10月13日 三越歌舞伎
午前中原稿書き。昼に渋谷パルコで「スズキコージ展」を見に行こうと思っていたのにキリがつかなくて間に合わず諦める。午後慌てて三越劇場へ。今回パンフの写真の一部を撮らせていただいた。市川亀次郎さん、片岡愛之助さん、中村獅童さんの若手人気役者3人の舞台とあって劇場は華やかな空気に包まれている。演目は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」と黙阿弥の「弁天娘女男白浪(べんてんむすめおのしらなみ)」。三越劇場は舞台が近くていい。双蝶々曲輪日記は大阪の相撲場の話。豪商の息子与五郎と力士放駒の二役をこなす愛之助さんはコミカルで華やかさがあって素敵だった。関取濡髪役の中村獅童さんは迫力があってカッコよかった。ふたりがお互い立腹して”怒り”の見得をきるところは見ごたえがあった。「弁天娘女男白浪」は亀次郎さんが美しい武家娘が実は男で盗賊と見破られてがらりと男に戻り本性を現すシーンはグググーッっとひきつけられて圧巻。有名な「知らざあ言って聞かせやしょう〜」の台詞の場面だ。最後に泥棒の「白波五人男」が勢ぞろいする場面は華やかで美しくて見事。目に焼き付く華やかさだった。ここでも今をときめく中村獅童さんは迫力があってカッコよかった。(さっきから形容詞が華やかとカッコイイだけでまったく語彙が貧困である。)終演後早く帰って仕事したほうがいいと思いつつ袴田さんと有楽町「日の基」で飲む。
投稿者 Ken Kitano : 2004年10月14日 07:14